東海大学チャレンジセンター |
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点字シールについて
○点字シールの作成・貼り付けについて○
現在、東海大学湘南校舎において教室プレートに点字表記のある建物は一部に限られています。
そのため視覚障がい学生は、点字表記のない建物内では自身のいる位置の把握や教室の確認が困難で、また点字表記のある建物に比べ移動が難しくなっています。
そこで、視覚障がい学生のために点字シールをプロジェクト内において作成し、点字表記のない教室プレートに貼り、全ての学生に教室名がわかるようにします。
設置対象としては教室の他、トイレや各種施設などで、最終目標としては大学内の全ての施設へ設置です。
○点字シールとは?○
点字シールとは、シール状のテープに点字で文字を書いたものです。
今回の作成では透明なテープを使用する予定なので、プレートの上に貼っても本来の文字を見ることが可能です。
○作成方法○
紙やシールに点字を書く際は点字板と点筆を用います。点字板は1マスが6つの穴のかたまりで区切られています。
点筆は先端が針状になっており、点字板にテープを挟み込み、点筆で押すことによって、シールに凸面ができ点字となります。
プロジェクトでは小型点字器を使用します。
○作成手順○
○貼り付け○
基本的にプレート下部に貼り付けます。またその教室のできるだけ扉側になるように設置します。
これは、視覚障がい学生が扉付近でプレートを探すときにより見つけやすくするためです。
○点字あれこれ○
Q1点字とは?
点字はフランスにおいて発明された解読文字で、6つの点を基礎単位としています。
また、わかち書きという文章を文節ごとに区切った書き方を使います。
その他にも点字には数多くのルールが存在します。
Q2点字を使う人とは?
一般的な文字(墨字)ではなく、読み書きにおいて点字を用いる人です。
点字を使うのは視覚障がい者の中でも一部の人です。
また、厳密に言えば点字を使う全ての人がまったく見えないわけではありません。
中には光を感じる人やある程度、見える人もいます。
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