東海大学チャレンジセンター |
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ノートテイクについて
〜ノートテイクあれこれ〜
○ノートテイクとは○
講義の内容や教室の様子、雑談などの内容を文字にして聴覚障がいを持つ学生に伝えることです。
「手書きノートテイク」と「パソコンノートテイク」があります。 一般的に、先生は一分間に300〜400字程度のスピードで話します。それに対し、手書きノートテイクでは60〜70字、パソコンノートテイクでは120〜130字程度しか文字化できません。 全てを文字化することは難しいので、要約することも必要です。 ○手書きノートテイクの方法○
大抵2人1組で聴覚障がい学生の両側に座って行います。(1人の場合は、ノートテイカーの利き腕に合わせて座ります。例えば、ノートテイカーが右利きの場合は聴覚障がい学生の右側になります。)
紙は聴覚障がい学生、ペンはノートテイカーが用意します。 最初のページに科目名・日付を書き、紙の右上にはページナンバーを入れます。字の大きさ、濃さなど見やすさは聴覚障がい学生に聞きましょう。 難しい漢字はカタカナでよく、長い言葉は省略してもOKです。 話が変わる時は線を入れて区切ります。 発言者は「/」を使って区別します。 先生が話したことだけでなく、行動(プリントを配る、書いているなど)や周りの様子(笑い声など)を書くとより良いです。 ○パソコンノートテイクの方法○
IPtalk(アイピートーク)という通訳ソフトを使いますが、ない場合はWordを使います。パソコンテイカー2名で情報保障を行う場合、パソコン3台(パソコンテイカー用2台、聴覚障がい学生用1台)をハブやLANケーブル3つを用いて繋ぎます。
※このページには簡単な説明を掲載させて頂きました。
障害を持つ学生への支援プロジェクトでは図入り、詳細説明付きの「ノートテイクマニュアル」を作成しましたので、ノートテイクに興味がある・詳しく知りたいという方は「お問い合わせ」のページよりお問い合わせください。 |