「カレラ・ソーラー・アタカマ」は2011年から開催されている南米唯一のソーラーカーレースです。この大会は世界一太陽光が多いといわれるチリ・アタカマ砂漠を舞台としたレースです。標高差3400m以上の1200kmのコースを走破します。今年は11月13日から17日まで休息日となる中日1日を含む5日間のレースとなります。
11月25日に東京・霞ヶ関の東海大学校友会館にて、「Carrera Solar Atacama」優勝報告会を行いました。報告会では、本チームからは木村英樹総監督と若林希(工学部3年次)が登壇しました。報告会では、大会での様子や今回の成果、今後の方針などを発表しました。
5日目の11月17日はbaquedanoからPozo Almonteまでの369kmを走行しました。ドライバーは坂井達哉(工学部4年次)とアルカティブアブドゥラハマン(工学研究科2年次)が務めました。前日の結果は1位と1時間14分差で3位でしたので、本日は3番目のスタートとなりました。スタートしてすぐに、2位を走行していたDAS-UdeCチームに追いつき、追い越しを成功させ、1位を走行するEquipo Antakariチームを追う形となりました。2つ目のコントロールポイントに向かう途中、1位を走行していたEquipo Antakariチームのソーラーカーがパンクを起こし停車しており、その時に追い越しを行い、トップへと躍り出ることができました。その後は、強風のため慎重な走行となりましたが、トップでゴールすることができました。 現地時間11月18日は、表彰式が世界遺産にも登録されている、ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群にて行われました。ペナルティ等全てを集計した結果、Evolucionクラスにて優勝することができました。その後は、他のチームと互いの健闘をたたえ合い、交流を行いました。 応援していただきありがとうございました。
4日目の11月16日は、CalamaからLa Portadda Viewpointまでの286km でした。本日は、アルカティブアブドゥラハマン(工学研究科2年次)と三瀬剛氏(芦屋大学職員)がドライバーを務めました。段差によりソーラーカーの足回りのパーツが破損したり、一般車両とソーラーカーの接触等トラブルにみまわれました。しかし、無事に4日目を終了することができました。レース終了後は、最終日のスタート地点となるBaquedanoに移動を行いました。
現地時間11月15日午後0時から、大会主催のイベントにて2013年Tokai Challengerの展示を行いました。他チームのメンバーや大会関係者、一般の方と多くの人々が見学に来ました。1時間ほどで展示は終了し、その後は明日のレースに向けた整備等を行いました。また、チームマネージャーの若林希(工学部3年次)を含めた4名は、大会側とレースのレギュレーションやスピード超過等によるペナルティの確認を行いました。
二日目の11月14日は、CalamaからSan Pedro de Atacamaまで約175kmを走行しました。本日はゲストドライバーである三瀬剛氏(芦屋大学職員)がドライバーを務めました。昨日1位であったEquipo Antaariチームがスタートしてから約10分後に本チームもスタートしました。標高3000mを超える高地の中、ソーラーカーは順調に走行を続けました。しかし、1位のチームを追い越すことができず、2位での到着となりました。総合順位も2位のままです。。
現地時間11月13日、レースが始まりました。1日目はPozo AlmonteからCalamaまでの約267kmを走行しました。ドライバーは学生の中で一番ドライバー経験のある坂井達哉(工学部4年次)とサウジアラビアからの留学生であるアルカティブアブドゥラハマン(工学研究科2年次)が務めました。最初はトップを走行しておりましたが、二つ目のコントロールポイント出発後の税関事務所での通関てつづきがうまくいかず、Equipo Antakariチームに追い抜かれてしまいました。その後、Equipo Antakariチームに無線で追い越しの許可を求めるも許可されず、そのまま一日目のゴール地点へと向かいました。本日の結果はトップと2分差の2位ということでした。
現地時間11月10日に大会の車検が行われました。主にソーラーカーとソーラーカーの走行を補助するサポートカーがレギュレーションに準じているのかのチェックが行われました。ソーラーカーの車検はすべて通過し、無事大会に出場することができました。しかし、サポートカーに一部不備があり翌日11日に再試験を受け、すべての車検が終了しました。現地時間12日は、レースに向けた最終確認や準備を行いました。
現地時間11月8日から、大会の車検に向けて本格的な準備を始めました。作業場ではソーラーカー整備を行い、ホテルの駐車場ではサポートカーの準備を行いました。また、現地時間11月9日には車検前ミーティングを行いました。翌日行われる車検についての最終確認や、コース下見の結果の報告等を行いました。ミーティング終了後には、ソーラーカーの積み込みを行いました。
現地時間11月7日午前11時ごろに、サンティアゴに滞在していたメンバーが、チームの拠点となっているイキケへ移動しました。イキケには既にほかのメンバーもおり、そのメンバーとともにTOYOTA Chileのイキケでの作業場にて、トラック輸送を行ったソーラーカー及び物品の積み下ろしを行いました。また、イキケに滞在していたメンバーは現地時間6日からコースの下見を行っております。
現地時間11月5日に、サンティアゴで大会主催のオープニングセレモニーが大統領府(モネダ宮殿)前の広場にて開催されました。会場には、チリ共和国の環境大臣やエネルギー経済大臣をはじめとする政府高官が多数来場しており、盛大なものとなりました。また、多数のメディアからの取材を受け、本大会や私たちチームの注目度の高さを感じました。セレモニーでは、取材の合間を縫って他のチームとの交流もすることができました。セレモニー後は、イキケへの輸送のための準備を行いました。
現地時間11月3日に、福田紘大監督含む3名が在チリ日本大使館へご挨拶に伺いました。そこでは、特命全権大使の二階尚人大使と二等書記官の山口恵美子様にお会いし、チームの紹介やCarrera Solar Atacamaへの参戦報告を行いました。
日本時間11月2日19時頃、木村英樹総監督、佐藤多嘉雄コーディネーター、今大会のチームマネージャーである若林希(工学部3年次)を含めた学生10名が成田国際空港を出発しました。現地時間3日にサンティアゴに到着した後発メンバーは、木村総監督、若林チームマネージャーを含む3名が先発組と合流し、佐藤コーディネーター含む9名がイキケへと移動しました。
現地時間10月31日から、開梱したソーラーカーの整備や不足物品の確認をを行いました。また、10月31日15時頃に今回の大会の主催者に会うため大会事務所を伺い、大会中の動きやレギュレーションの詳細の確認等、さまざまな情報を得ることができました。
現地時間10月29日15時頃、サンティアゴでお世話になるTOYOTAChileへ挨拶に伺いました。施設の案内、説明をしていただいた後、私たちのチーム紹介等をさせていただきました。その後海上輸送にて届いた物品の積み下ろしを行い、30日から開梱作業を開始しました。
日本時間10月27日20時頃、福田紘大監督及び、先発の遠征メンバー9名が成田国際空港を出発しました。アメリカ・ダラスを経由し、現地時間10月28日9時頃(日本時間10月28日21時頃)にチリ共和国のサンティアゴ国際空港に到着しました。その後、海上輸送の通関状況の確認を行いサンティアゴ市内のホテルに向かいました。
8月29日東京都江東区有明にあるパナソニックセンター東京・有明スタジオにて11月13日(木)~17日(月)までチリ共和国で開催されるソーラーカーレース「Carrera Solar Atacama 2014」の参戦記者会見を行いました。 多くの報道陣の方々にお越しいただき、大会概要やチーム体制を紹介した後、参戦車両である2013 Tokai Challengerのお披露目を行いました。 今大会は2011年からチリ共和国北部のアタカマ砂漠にて開催されているソーラーカーレースです。東海大学ソーラーカーチームとしては初めての挑戦となる南アメリカ大陸、そして3400mを超える高い標高差のあるなかでのレースとなるなど、チームにとって新たなチャレンジとなることでしょう。 総合優勝をめざし、全力で走りぬきます!
8月22から25日に秋田県大潟村にある大潟村ソーラースポーツラインにてチリ大会に向けた試走を行いました。ここではサポートカー、整備などチームの動きの確認や新人ドライバーの育成を行いました。