フリーペーパー「結心」

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結心(ゆいっこ)とは
 このフリーペーパーには被災地と関東の人々の心を結ぶことで、助け合いの絆を深められるようにという想いを込めています。タイトルは助け合いや協力と言った意味を持つ「ゆい」という言葉に、東北の方言である接尾語「っこ」を合わせたもので、これに「結心」と漢字を当てた造語です。

発行目的 
「被災地の現状や良さを他の地域の人々に発信する」
 東日本大震災から3年が経ち、震災に対する意識の希薄化が進んでいます。それによる支援者や被災地に訪れる人が減少し、復興への歩みの遅れが心配されています。そこで、このフリーペーパー「結心(ゆいっこ)」で被災地の現状や良さを関東の人々に発信します。関東の人に被災地を伝え、理解してもらい、足を運ぶきっかけをつくり、「交流人口の増加」を目指します。

結心第1号
岩手県大船渡市三陸町越喜来泊周辺、テーマ「笑顔」
 現在は関東の人々にとって被災地の悲惨な状況というのが余りにも目立ってしまい、人々の「笑顔」というものが想像しづらい状況にあります。しかし実際は被災地の方が笑顔になる時がこの2年半を経て生まれつつあり、今回はその様な「笑顔」について伝えました。具体的には笑顔になる「瞬間」「人」「場所」「食べ物」、そして被災地の人々から笑顔を生みだすことができた「私達の活動」について紹介しました。

■結心 第1号を読む

結心第2号
宮城県石巻市北上町十三浜周辺
 前号では岩手県大船渡市三陸町越喜来泊地区周辺を取り上げました。第2号である今回も本プロジェクトの活動地であり、私たちの活動において2011年度に建設したどんぐりハウスがある宮城県石巻市を対象地にしました。
 また、宮城県石巻市北上町十三浜での現地調査の際、地区ごとに結束力の強さを感じました。その結束力は復興への強みであると考え、今回取り上げることにしました。さらに、"石巻の現状や良さを伝えてほしい"という現地の方からの声があり、私たちの目的としている「関東の人々に被災地の現状や良さを発信する」と一致しました。そして、このフリーペーパーで関東と東北を結束する役割を担いたいと考えています。

■結心 第2号を読む

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