震災復興応急住宅モデル
どんぐりハウス
震災復興応急住宅モデル どんぐりハウス
名称:どんぐりハウス
建築面積 26.1㎡(ロフト8.5㎡)
規模 1階建(ロフト)
構造 木造(間伐材檜、ウッドブロック構法)
森林資源が豊富な日本の特徴を活かし、合板を使用しない国産の間伐材のみで建設できる応急住宅です。さらに短期間で学生でも建設できる簡易システムを目指しました。
なお「どんぐりハウス」は復興への願いを込め、山火事などによって森林が喪失してしまっても芽を出し、森林を再生させる力を持つ「どんぐり」にちなんでいます。
どんぐりハウスは、東日本大震災による仮設住宅の需要増加から、合板が不足するという事態を受け、角材を用いたシステムで構成を行っています。
ウッドブロックシステムは、基本ユニットを積み重ねる構法で株式会社スギヤマと本プロジェクトアドバイザーの杉本洋文教授(東海大学工学部建築学科)によって、2004年の新潟中越地震の時に考案されました。
断熱効果
ウッドブロックには90㎜の空間があり、スタイロフォームを設置して断熱対策を行っています。
室内空気温度
断熱性の差異によりどんぐりハウスは、冬季は15℃以上、夏期は30℃以下に室内の温度が保たれるように設計しています。
バイオ分解式トイレ バイオミカレット
人間の体内に存在する微生物の力でし尿を分解する汲み取り不要のトイレシステムです。