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2011 Veolia World Solar Challenge in Australia

コース
東海大が優勝しました

Veolia World Solar Challengeは、国際的なソーラーカーレースでオーストラリアを縦断し3021 kmもの距離をソーラーカーで走行します。

参戦目的

チャレンジセンター
大会の概要

Veolia World Solar Challengeとは

VWSC は国際的なソーラーカーレースで、オーストラリアを縦断し3021 kmもの距離を走行します。

この大会は1987年に冒険家Hans Tholstrup氏の世界初のソーラーカーでオーストラリア大陸縦断という偉業から始まりました。

東海大学ソーラーカーチーム

東海大学

今年の10月16日から行われる大会にライトパワープロジェクト ソーラーカーチームは出場する予定です。私たち東海大学チームは前回大会で優勝しており、今回は大会二連覇をかけて参戦します。

参戦車両は新車「2011年型 Tokai Challenger」を製作し今大会に臨みます。

産学連携

パナソニックや東レをはじめとする企業との産学連携で世界最高峰のソーラーカーレースに挑み、日本のものつくりの技術力を世界にアピールをします。

さらに、究極の環境性能を誇る「ソーラーカー」を高性能化することで、実用化に近づけたいという意思を持っています。

いま、日本に必要なこと

原発事故

日本では3月11日に発生した東日本大震災により原発事故が起こり日本各地で節電が呼びかけられています。
 そこで私たちは太陽光発電をはじめとするクリーンエネルギーの可能性を高め、日本が得意とするものつくり技術で日本を元気にしていきます。

サポート体制

遠隔計測システム

学生が製作した遠隔計測システム(テレメトリ)は、ソーラーカーのリアルタイムの状態を、付き添う指令車に無線通信で飛ばし、確認することができます。

気象情報

大会期間中は、東海大学宇宙情報センターの協力により気象衛星ひまわり(MTSAT-2)からの気象データをソーラーレース用に加工します。また、GPS端末「SPOT」により位置情報をリアルタイムで取得できます。

衛星通信

日本デジコム社から提供を受け、指令車に車載型通信衛星インマルサットを設置して、オーストラリア大陸のどこにいても通信をすることができます。

エスコートカー

トヨタ自動車と日野自動車よりサポートしていただき、現地でソーラーカーが走行する際に周囲を先導車や指令車、伴走車、トラック、偵察車を並走させサポートを行います。