人力飛行機チーム(TUMPA)

私たちは、人の力で飛ぶ人力飛行機に魅せられ、鳥人間コンテストという舞台で記録を残すために活動しています。
この大会におけるディスタンス部門での優勝を目指し、人力飛行機の製作を設計から製作まで学生のみで行っています。
最近大会で記録を残しているのは、ダイダロス型という高翼機ばかりです。
そこで、この大会に新しい風を吹き込みBirdman達に驚きと衝撃を与えるため新型低翼機の開拓に挑みました!
記録にも記憶にも残るフライトを目指し、機体性能の改良を進めています。
大会出場、優勝を目指して日々試行錯誤を繰り返しながら、機体製作に励んでいます。

機体形状の一新、ダイダロス型、引き込み脚に関しては、こちらの資料をご覧ください。 LOOK!

2015年度から、同プロジェクトのソーラーカー・電気自動車チームとホームページの統合をいたしました。
各個別の記事のURLアドレスが変更されたので、再度アドレスを確認の上リンクの修正をよろしくお願いします。
また、旧ホームページは、こちらからご覧いただけます。TUMPA(2014年度以前)

翼班 いくつもの部品を組み合わせて全幅20m以上にもなる大きな主翼、機体を操りバランスを保つために必要な尾翼を作ります。 それぞれの部品は発泡スチロールなどの軽い材料を用いて作られ、一つ一つの部品は繊細ですが、これらを組み合わせることで強度が増すのです。

プロペラ班 前に進むために必要な推力を生むのがプロペラ。どこの班にも負けない繊細で正確な作業が要求され、 長い時間をかけて滑らかな曲面を作り出しています。 鳥人間コンテストでは、滑空機、プロペラ機がありますが、滑空機とプロペラ機を分ける最大の特徴と言えます。

フレーム班 軽くて丈夫なCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を加工し、機体の骨組みを作ります。 加工時には特殊な機材や接着剤を用いるため、全身完全装備で作業を行っています。 テストフライトや大会時には機体の組み上げを担当しています。 今年は尾翼部分や翼取り付け部分、テールパイプや接合部分などの改良が行われ、より洗練された高強度な骨組みに仕上がりました。

カウル班 パイロットを覆うボディ作り担当。人力プロペラ機の中では他チームに比べ、独特な形状をしているところが特徴です。 発泡スチロールの塊から削りだして形を作るため、作業中は粉まみれになります。 他チームではフェアリング班と呼ばれることがあります。

駆動班 パイロットがペダルを回すことによって生み出される回転の力をプロペラに伝える駆動部分の設計を担当しています。 安心安全の駆動系をパイロットに提供することをモットーに、毎年改良を重ねています。駆動系には力がかかる分、丈夫な材料を用いて作ります。 それによって重くなりがちな部分なため、安全性をしっかり残しつつ、更なる軽量化を目指しています。

電装班 電子工作やプログラムを組むことで、垂直・水平尾翼を動かす仕組みを作ります。 他にも、機体の飛行速度を示す「対気速度計」や飛行時の高度を示す「高度計」、 パイロットがペダルを回すことでどれだけプロペラが回ったかを示す「回転数計」など、計器類の製作も担当しています。

パイロット班 ペダルを漕ぐことでプロペラに動力を与え、操縦桿を握って機体を操縦します。 パイロットは人力飛行機の頭脳とエンジンです。 人力飛行機はパイロットが搭乗することで完成します。