2007年1月11日(木)17時00分より、東海大学湘南校舎松前記念館講堂において、第2回チャレンジセンターセミナー「YOSAKOIソーラン 人が集えば、街は変わる!」を開催し、約100名の方々に参加していただきました。
本セミナーは、文部科学省・平成18年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」に、本学チャレンジセンターが拠点となって行う「東海大学発USR型モデルの創出・実践−多様なヒューマンリソースをマッチングして実践する地域活性化プロジェクト−」を申請し、選定された教育プログラムの一環として開催されたものです。
講師には、YOSAKOIソーラン祭り組織委員会専務理事、株式会社yosanet取締役の長谷川 岳(はせがわ・がく)氏をお招きし、ご講演いただきました。
長谷川氏は、学生時代に高知の「よさこい祭り」を目にし、「こんな祭りを北海道でも!」と思ったことが、現在の「YOSAKOIソーラン祭り」を開催するきっかけとなったそうです。現在約200万人もの観客を集める、初夏の北海道を彩る一大イベントへと祭りが成長を遂げた過程について、YOSAKOIソーラン祭り組織委員会の構成等も含め、詳細にお話いただきました。講演の中で、長谷川氏からは、「夢を実現するためには、常に高い志を持つことが大切である」という、ご自身の経験を踏まえたエールも聴講者に向けて送っていただきました。
また、当日のアトラクションとして、東海大学「欅(けやき)」、和光大学「煌(ふぁん)」の有志学生団体合同によるYOSAKOIソーラン踊りの披露もあり、会に大きな花を添えていました。
「人が集えば、街は変わる!」という講演テーマの通り、人々が集い、共感し合いながら1つの目標に向かい一致団結していくことで、どんな困難も乗り越えられる大きなエネルギーとなり、予想以上の成果を得られることができるということ、そして、本センターが掲げる「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」の今回は特に「集い力」の重要性を、長谷川氏のご講演を通じて聴講者の方々にご理解頂くことができました。
当日、聴講者向けアンケートとして以下の質問にお答えいただきました。
このアンケートの集計結果は以下のようになりました。
問6 本日の講演に関する全般的なご意見,またはチャレンジセンターに対する要望がございましたら、ご自由にご記入ください.
今回のセミナーの成果として、一般参加者の方が全体の50%を占めるなど、数多くの地域の方々の参加を得られました。アンケート結果の中にも、「今回の話を地域活動に応用していきたい」との声もあり、本学がGPを遂行するにあたって掲げた「地域活性化」という目的を浸透させるきっかけとなりました。
一方、「せっかくの面白い元気の出る話なのだから、もっと外部への広報活動を強化してほしい」などの要望がありました。
これらの意見を踏まえて、広報展開や、講演開始時間、開催する曜日などに工夫を加え、さらに数多くの方々に参加していただけるよう改善していきます。
今後とも地域と大学が一体となった活動を目指し、地域・社会への貢献度が高いイベントを計画していきます。
この度は、アンケートへのご協力、ありがとうございました。