TSRPとは

TSRPは手作りで低価格なロケット開発の場を学生に提供することで、学生が机上の勉学では学べない、 宇宙理工学の知識・技術を修得させ、将来の宇宙技術者を養成することを目的として1995年に設立されました。 ロケットの設計・制作、搭載計器の動作試験、実験から得られたデータ解析など多岐に渡るロケットミッションの活動を通じて、 技術面の向上だけではなく、マネジメント力、メンバーとの協調性、コミュニケーション能力など、学生の社会性の育成も目的としています。


活動内容

全長が2 m程の小型ロケットを夏と冬の年に2回打ち上げています。ロケットのボディだけでなく、搭載される電子機器、 ロケットエンジンまで全て学生が開発しています。ロケットは高度約2.4 kmまで到達しました。 現在は60人ほどの人間が在籍しており、幾つかのセクションに分かれて分業制で開発をしています。 航空宇宙学科の学生だけでなく工学部の様々な学科の学生が学部1年から修士2年まで幅広く参加しています。 現在はロケットの大型化と高高度化を進めており、高度10 kmへ到達するロケットを開発中です。


スチューデントアチーブメントセンター

TSRPは東海大学スチューデントアチーブメントセンターに所属しています。 東海大学スチューデントアチーブメントセンターはものづくりやボランティア、地域活性などの活動を通じて、 学生の「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」を培うことを目指しています。 TSRPは2006年から所属しています。

>>>>>>プロジェクト活動


大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)

UNISECは、日本各地の大学や高専によるロケット、超小型衛星、CanSat(超小型模擬人工衛星)などの分野で 実践的な教育活動の実現を支援することを目的とする特定非営利活動法人(NPO)です。 TSRPは2001年から加盟しており、日本の大学・高専における宇宙工学発展に寄与することを他大学と共に目指しています。

>>>>>>UNISEC HP