団体概要 3.11生活復興支援プロジェクトとは?

3.11生活復興支援プロジェクト

コミュニティケアチーム


 コミュニティケアチームはコミュニティ(地域社会)に焦点を当て、その形成・活性化のサポートをすることを目的として発足しました。被災地が復興するためには、そこに住む人々のコミュニティが十分に成り立っていることが不可欠です。したがって本チームは地元の声(ニーズ)に対応しつつ、地元の力を引き出す企画提案を行っていきます。公民館を建設して終わりではなく地域とのつながりを築き、現地の方々との交流やニーズに基づいたワークショップやイベントを行うことで今後もつながる支援を目標に活動していきます。

・被災地の多様なニーズに基づいたイベントやワークショップ
「人々が集うことで人と人とが“つながる”」というコンセプトを掲げ、現地のニーズに答えながら現地の方々との交流を柱にした支援を行います。元気を与えるような一時的な、直接的なイベントだけでなく、周辺環境の整備などの実際の生活に根差した、間接的な活動まで広く行います。
 9月1日~4日に岩手県大船渡市越喜来地区で、「つながる支援」として、どんぐりハウスチームが建設した泊公民館の敷地に花壇と掲示板を設置し、越喜来小学校での本棚作成、児童交流を行いました。
 2月4日~5日に宮城県石巻市北上町相川・小指地区で、「つながる支援」として、どんぐりハウスチームが 建設した相川・小指地区集会所と隣接している公民館で凧作りと料理作りを行い、海岸で凧揚げ会を行いました。


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 3.11 生活復興支援プロジェクトでは、応急建築物「どんぐりハウス」の建設に必要となる資材費等に対して寄付金を募り、「どんぐり募金」という名称で募金活動を実施しています。
「どんぐり募金」は間接的な被災地支援の一環として今後も引き続き継続し、どんぐりハウスの環境整備や、地域文化を継承させる手助けなど、地域コミュニティを再構築するために欠かせない資金として活用させていただきたいと考えております。

「どんぐり募金」について詳しくはこちら

・「名取市図書館どんぐり子ども図書館」における本棚の購入費用を目的とした「どんぐり募金」
名取市子供図書館に対して、本の設置を行うための「組手什」による本棚の購入費用として活用させていただきました。

・宮城県石巻市北上町十三浜相川地区で2月5日に開催される「春祈祷」に使用される、笛や太鼓の購入費用を目的とした「どんぐり募金」
「春祈祷」とは、昔から受け継がれている伝統文化で獅子舞が地区内の家々を回り、悪疫などを追い払い、無病息災などを願うお祭りです。震災による津波でお祭りに使用する笛や太鼓などが流されてしまいました。地域コミュニティの形成・活性化のきっかけとして、笛や太鼓、衣装等の祭りに必要な道具の購入費用として活用させていただきました。