電気自動車班の活動

 電気自動車班は、鉛蓄電池を使用して走行する電気自動車 「ファラデーマジック2」 および、燃料電池自動車 「ファラデーマジック」 の改良を行い、省エネルギー性能を競うレースである 「ワールド・エコノ・ムーブ・グランプリ」 に出場します。

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  秋田県大潟村で行われる大会では、2004年から2008年まで大会史上初となる5連覇を達成しています。2008年大会では、電気自動車の省エネルギー性能として世界一となる記録を樹立しました。この記録は、3.3円分の電気代で90kmを走行できるもので、人が歩くよりもエネルギー消費が少ないものです。

 具体的には、省エネルギー技術のさらなる向上を目指し、アモルファスコアブラシレスDCモータの改良およびマイコン制御モータコントローラの開発や、電気二重層キャパシタによる回生ブレーキ性能の向上などを行っています。これらの研究・開発は東海大学電気電子工学科の木村研究室と協力しておこなっています。

 2007年は 「ワールド・エコノ・ムーブ・グランプリ」 の第1戦がタイのバンコクで開催され、 「ファラデーマジック2」 が優勝。活動を世界に広げ、世界一の称号を手にしました。今後も、さらなる記録更新と優勝を目指し活動を行っていきます。